刺しゅう枠をつかって簡単なシルクスクリーン印刷をしてみよう。*初めてさん プリント編*

こんにちは、製版ラボのオオクボです。

前回の『手芸用の刺しゅう枠』をつかい紗張りが完了。
さっそく印刷してみましたよ (^^)/

↓↓↓前回のお話しはこちらから↓↓↓

刺しゅう枠をつかって簡単なシルクスクリーン印刷をしてみよう。*初めてさん編*
https://labo.ykougei.jp/index.php/2018/06/30/screenlabo02/

 

**用意するもの**

・プリント(印刷)するときにいるもの

 

・プリントを仕上げるときにいるもの
仕上げの時にいるもの

 

**作業工程**

1.プリントの準備をする

プリント用の原稿と版を用意。

おうちで印刷するときは、机や床が汚れないように新聞紙を敷きつめておくと安心です。
また、プリントが裏側に抜けて汚れる場合もあるので、アクリル板も用意しました。
(アクリル板はダンボールや厚紙でOK!)

印刷の時にずれないように、アクリル板にスプレーのりをかけて布をのせ、
シワにならないよう、丁寧に板に貼りつけて準備完了(‘◇’)ゞ

 

2.色をつくる

印刷のセッティングができたら、プリントにつかうインクと配色を考えます。
今回は、布に印刷を考えていたので「布地用インク」(一液性  水性インキ)を用意しました。

横山工藝は製版専門なので、印刷でつかうインキは原色5色しか揃えていません( ;∀;)
なので、作りたい色があるときは小皿や小ビン、紙コップなどに必要な分だけインクを出して調合しています。
なんだか実験っぽいでしょ(笑)

 

オオクボは黒と緑を使いたかったので、お気に入りの緑をつくるため黄色と青色のインキをセルフまぜまぜ…。

 

3.試し刷り

いきなり本プリントはちょっと怖いので、いらない布の上で一度試し刷り。
まずは柄がずれないよう、印刷したい紙の表面に切り抜いた下絵をセロハンテープで仮止め。

 

その上に紗張りした枠とインクを刷ってみます。のり弁みたいになった枠をはずして

 

そーっと紙をはがすと…ぺらり、、

 

パンさん!!!

ゆるゆる感が出ていい感じだけど…んー、ちょっと滲んでいるなぁ。

なぜ滲んでしまったのか考えてみると、
刺しゅう枠はネジ1本で止めているだけで固定されておらず、作業している間にじわじわと紗が緩んでしまい、印刷する頃には紗がゆるゆるの状態になっていたからでした。

シルクスクリーン印刷のなかでも紗張りは基本中の基本なのに…。
なんてこった…_| ̄|○ 師匠に言えない。。

刺しゅう枠を固定するのは難しかったので、この状況をどうにか乗り切ろうと思い、紗をもう一度ピン!と張って、本番の布印刷にトライしてみました。

 

4.本番プリント

ピンと張ってからすぐに印刷したことと、布の方が紙に比べて厚みもあったので、滲みが少なくできたぁ٩( ‘’ω’’ )وヒャッホーイ

早速、乾かしていこー♪

 

 

 

 

 

 

1色目の黒インクをドライヤーで乾かしている間に黒くなった紗を水であらいながし、

 

ぬれた紗をドライヤーで乾かし、またしっかり張りなおします。

 

 

 

 

 

 

 

つづいて2色目(笹の葉)の原稿を、よさげな位置にセッティングし、緑色をスリスリ♪^^)っ_

プリント6

 

緑色のインクが乾いたら、3色目の位置あわせ。
パンさんに笹の葉を持たせたかったので、手がちょうど葉の上にくるようにあわせて刷りました。

本番プリント6

 

完全に乾いたら、最後にアイロンがけ(今回の温度は150℃)をして、インクが定着したら完成!

あれ?よくよく見ると1色目の、めが…目が、滲んじゃいました。。
が、それもよし。
味のあるかわいい感じに仕上がりましたヾ(*´∀`*)ノ

 

他のスタッフたちは、柄のある紙に印刷して、何かを作っている模様…。 ‎|ω・。) チラ


 

オリジナルパンダ柄で手帖カバーをつくったり♪

ペンギン柄できんちゃく袋を仕上げてプレゼントに♪

パンダ柄は…年内にはトートバックに仕上げようと思います(笑)

 

今回、手芸用の刺しゅう枠で印刷してみて感じたこと。

<良かった点>

・はさみやカッターで柄のカットさえできれば、単純な柄なら少数の印刷にはよさそう♪
・身近にあるもので楽しめる。

<残念な点>

・細かい柄ができない。
・コピー用紙で作ったので、インクを1~2回刷ると紙が濡れて、大量に印刷できない。
・紗の張り具合の調整がするたびに必要。
・張りが弱いためインクが落ちすぎて滲む。

 

実験の結果、シルクスクリーン印刷ってどんなんだろう…と、ちょこっと試してみるなら、手芸用の刺しゅう枠を代用してみるのもありかなぁと思いました。(※紗張りの張り具合は要注意です!!)

 

自分で製版したい人は、横山工藝オンラインストアの紗張り済みの版を使ってみてはいかがでしょうか?
しっかりと機械で紗張りされた、プロの印刷屋さんが使っている紗張りの版です。

当たり前ですが、刺しゅう枠の張りとは全然違います(笑)
いま使っている版で印刷の滲みや、インクの詰まりにお悩みの人にもおすすめです。

[横山工藝オンラインストア|紗張り済みスクリーン枠]
https://store.ykougei.jp/categories/861126

 

オンラインストアでは80メッシュと100メッシュのバイアス張りを用意していますが、

「もっと細かい紗張りの版が欲しいなぁ」
「紗張りはストレートがいいな」

って思われた方は、横山工藝製版部までお問い合わせくださいね♪

 

さらに、忙しくて製版している時間がない方や、自分で製版は難しいけどシルクスクリーン印刷をしたい人は、まずは製版専門の型屋に製版を任せてみてはいかがでしょうか。

他にも、シルクスクリーン製版に関して、こんなものが欲しいなどありましたらお問い合わせからご相談ください。

▼シルクスクリーンに関するお問い合わせはこちら
株式会社 横山工藝 シルクスクリーン製版部
お問い合わせフォーム https://www.ykougei.jp/seihan/contact.html

 

製版ラボではみなさんのシルクスクリーン印刷のお悩みをいろいろな形でお手伝いしますよ!(^^)!

それでは、また(‘ω’)ノスッ

 

横山工藝 シルクスクリーン製版ラボ
スタッフ オオクボ

 

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